バッタンバンにあるコンピンプイダムへ

 

コンピンプイダムは、ポルポト政権時代に灌漑用水の為に作られたそうです。
鍬を持った事が無い人も大量に集められて作られたと。ダムの大きさからその労働がいかに過酷であったかが伺えます。

カンボジアは、雨季(5-11月)と乾季(12月-4月)があり、9-10月が洪水が発生しやすい多雨期だそうです。

バッタンバンは、同国有数の穀倉地帯ですが、洪水被害も大きく、このダムが決壊した事により多くの方が2011年に犠牲になってしまいました。

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農業従事者が多いカンボジアにおいて、洪水や干ばつなどの被害に逢うと、マイクロファイナンスからの借入金返済や日々の食事に大ダメージが。
こちらが、コンピンプイダムの様子です。

 

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ダムで水遊びをする子供達

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ダムを作るのは、いいですが、それを安全に管理したり権益の奪い合いではなく公益を考えた統治を出来る人の選任などが重要ではないでしょうか?

特に命に関わる事ですので。

ラオスでも韓国企業が造ったダムが決壊して多くの現地の方がお亡くなりになった出来事も直近ではありましたし、日本でも西日本豪雨で大変な思いをされた方も多いです。