シアヌークビル港
今、世界では保護貿易なんて流れになっていますが、歴史的にみて高い関税をかけあったり物流や貿易が滞ると戦争や憎しみの種になる危険な事だと思います。
そんな中、カンボジアの南西に位置するシアヌークビル港は、カンボジアからＡＳＥＡＮ諸国、日本とを繋ぐ重要な貿易拠点です。
世界銀行によると、カンボジアは2015年、2016年両年において7%の経済成長を遂げ、今後3年に渡り毎年6.9%の経済成長を遂げる事が予想されています。
シアヌークビル港は、カンボジア唯一の深海港で同国の経済成長を推進する重要な貿易港です。
またカンボジアの南西側の海岸沿いという理想的な場所に、戦略的に開発されました。
同港は、台風や津波などの自然災害から安全な場所に所在します。
過去5年間で取扱いコンテナ数は、毎年平均11%伸びました。
同港は、カンボジアとASEAN諸国、環太平洋ひいては世界中との貿易拡大のポテンシャルを秘めています。
また、シアヌークビル港は、カンボジア政府から産業開発区として指定されると共に港湾設備と施設拡大の為に上場を果たし、官民一体での取り組みがなされています。
日本への安定的な物資輸送拠点として今後重要な港になるでしょう。
ガントリークレーンも増強中で、捌ける荷役量も増えてくるでしょう。
この音楽の様にのんびりペースで荷役しませんように。
港湾設備もカンボジア政府や海外からの投融資で増強中です。
シアヌークビル港内のガントリークレーンです。風にも強く、メンテナンスのコストも高くなく、燃料も効率的に使われます。
こちらは、英語のみの音声ですが、頑張って聴き取って下さい
