ノマドライフへの移行期について

ノマドライフは、「どこでもビジネスが出来て、収入を生み出し生計を立てられる状態」になる事ですが、明日から急に出来るものではありません。

いきなり会社を辞めてノマドを目指すという事は、給与が入ってこず、無謀な挑戦となるでしょう。

また、ノマドと一口にいっても下記の様に様々な分類があります。

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僕は、組織に縛られず、仕事の種を撒きながら、海外と日本を拠点にデュアルライフを送るグローバルノマドを今の価値観では目指しています。

日本人は、元々一カ所に住む安住思考の持ち主が多いので必ずしも海外を目指す必要性もないでしょうが、組織や場所に縛られないという意味でのノマドライフを送られている方や目指しておられる方も多いでしょう。

ノマドになるといっても時間が必要な為、少しずつその準備をしていかねばなりません。

こちらは、ノマドライフに移行するまでの具体的な段階(フェーズ)について記載されています。

www.academyhills.com

そもそも本当にノマドを目指したいのかも考える必要があります。ただ今所属する環境が嫌だという事が理由だと継続するエネルギーも沸いてきません。

そして農耕民族である私達日本人は、狩猟民族であった欧米人に比べて定住志向の持ち主が多いため、ノマドライフに向いている民族とは言い難く、「自由よりも一定の年収や安定を望む人、肩書きに弱い人もノマドライフに向いていない」そうです。

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最終的には、「自分で稼ぐ力をつけて、会社に縛られず雇われない生き方」であるとしても、自分の実力がついていないうちから飛び出してしまうのはあまりお薦め出来ないそうです。僕自身もそうでしたが汗

会社員である場合、自由がないとはいえ、ベーシックインカムが確保されている為、そのメリットを活かしながらデュアルワークへの道を模索する事を本書では推奨しています。

人によっては、全て断ち切って全力で取り組むから実現化出来る方もいらっしゃるので人それぞれだと思いますし、全て選択の結果は、自己責任ですのでこれがいいと断言する事は出来ません。

ノマドライフは、特定の組織に属することなく、個として生きる事でもあるので、他の

人とのコラボレーションがとても大切だそうです。その為にも自分個人の力をつけていく事がとても重要です。

目の前にある仕事やお金を追いかけていては、対等なコラボも出来ず、自分らしい働き方は永遠に出来ないそうです。

その為にも焦らない様に、最低限の生活を成り立たせるベーシックインカムが必要だそうです。

そして、「仕事は1つである」という思い込みを捨ててしまう事も大事です。

1つの仕事にこだわらず、種を複数蒔いて、長期的な視点で複数のビジネスをやっていく事で、そのうちのどれかが育っていくそうです。

また、複数の事を同時にこなすことで実は相互に補完し合ったり思わぬ相乗効果が生まれる事もあるそうです。

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実際にデュアルワークを何にするかを考える際に、一番避けるべきはアルバイトなどの時間給的な仕事だそうです。

デュアルワークとは、生活費を補填する為の目的ではなく、ワークスタイルやライフスタイルを豊かに強くする為のものですので、情報提供・創作・新たなビジネスアイデアなど自分の能力を提供してお金を得られる仕事を模索するのがよいそうです。

こうした仕事は、時給と違い、最初から安定した収入は望めないのが普通ですが、将来的なリターンは大きくなる可能性もあるので、目先のお金に釣られずに根気強く続ける必要があります。