ノマドライフを読んで その1

今回は、自分が読んだ本について書いてみようと思います。

数年前から場所や時間に囚われず、好きな時に海外と日本を行き来するライフスタイルを目指したいなと思いました。

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ノマドとは、単に場所に囚われない働き方ではなく、

「仕事と遊びの垣根のない、世界中どこでも収入を得られるノマドビジネスを構築し、2カ所以上を移動しながら、快適な場所で生活と仕事をすることで、クリエイティビティや効率性、思考の柔軟性が向上し、それがいいスパイラルになるライフスタイル」

というのが本書での定義です。

今までは、右肩上がりの高度成長を前提に「たくさん働き、より多くのモノを所有すれば幸せであり、成功である」という刷り込みが上手く機能していましたが、経済成長が1990年頃のバブル崩壊と平成不況を経た今となっては、機能しなくなっています。

今までは、大企業に就職し、持ち家を確保し、1つの会社内でのステップアップを目指すのが一般的でした。しかし、30年以上同じ場所で同じ人と働くというのは多大なストレスがかかっている上「家が買える、家族を養える、退職金が入る」というリターンの保証が、会社の存続が絶対的ではない事や自分の精神的・肉体的な負荷も考えるとその苦労が報われるとは限らなくなりました。

そもそも家を35年ローンで購入して負債を組むという事自体、変化の激しいこれからの時代にリスクがあり過ぎると思います。

私が生まれて小学生頃には、既にモノには囲まれていたので、多くのモノを所有することにより幸せと感じた事はほぼなかったです。

これからは、逆に所有しない事による身軽さから、移動による思考の柔軟さや自分独自の価値観を持ち、「何にも依存することなく自由に生きることが、自分にとっての幸福ではないか」と感じます。

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旧来型では、「年収があがる」という理由で出世や昇進を目指していましたが、そうする程に会社に縛られ、旧来型のスタンダードにはまっていきます。

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各々の特性やスキルもありますので、一概にそうとは言い切れませんが、収入モデルは上の図の様になりそうです。

その理由としては、「ノマドライフは、続けていくとライフスタイルそのものがコンテンツとなります。そしてライフスタイルを突き詰める程に生活や仕事のスキルが上がり、その上がったスキルからビジネスを新たに構築する能力がつくから」だそうです。

今の時代、FACEBOOKなどの広告や他人の投稿を見て、本当はこういうライフスタイルや人生にしたいなーとなんとなく違和感を抱きつつ、普段のお仕事をされておられる方も多いと思います。

今やネットの発達で国や時間を問わず、世界中で仕事が出来る時代となりました。もはや企業と個人の境目が無い時代ですね。

と同時にそれに向けて動きたいと右脳ではアクセルを踏もうとしつつ、左脳ではそれに対してブレーキを踏んでいて喉元の息苦しさを感じておられる方も多いのではないでしょうか?私自身もそうですが。

それは、私達は、多かれ少なかれ旧来型のスタンダードに縛られており、全社員を同じ時間と場所に集めれば、管理する側はラクという企業都合に「洗脳」されているからだと思います。しかし、管理する側も違和感を感じる時代ではないでしょうか?

 

ノマドライフを選択することは、会社に飼われるヒツジから、ヒツジを飼う遊牧民(ノマド)に移行するという事です。

以上は、ノマドライフの説明とそのメリットについて書きました。いやー大分本書からのそのまま引用でどうなんやろかと思いましたが、その通りだなーと思いこうなりました。

興味沸いたなーと思った方は、是非実際に読まれてみて下さい。

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