ノマドライフの実践と生活(お金があってもノマドライフは実現しない)
ノマドライフを送る以前に重要なのが、お金の使い方・考え方です。
お金を稼ぐ知恵や儲けるノウハウという表象的なものでなく、お金の本質についてまず学ぶ必要があるそうです。
本書によると、不動産や株、ビジネスなどで成功した資産家ほど、本当は出来るのに
時間や場所、精神的に縛られてしまうという傾向があるそうです。
それは、「物理的に」ノマドライフなど無理だと思い込むからです。
それは、「会社員だしお金がないから、ノマドなんて出来ない」と諦めている方と一緒です。
どんなライフスタイルを選択するかは、人それぞれ考え方やその時の価値観によっても勿論違います。当然お金は、無いよりあった方が選択肢の幅や精神的余裕が出来るなどのメリットがたくさんあります。
と同時にお金の為に自分の働く場所や時間、人間関係を拘束され続けるより、自分の選択でより豊かなライフスタイルを主体的に作り上げていく事は誰でも出来るそうです。
平均年収は、業界や地域・雇用形態・年齢・性別などによっても違いますが、全般的に20年前と比べて下がっている傾向にあります。今後も右肩上がりになるとは考えづらく、横ばいか少し上がるかというところでしょうか?
これからは、例えば東京や大阪などの中心部で仕事をして高い所得を得ながら、地方などの物価や家賃が安いところに生活拠点を構える事で、可処分所得が増えるケースがあります。
国内に限らず、例えば日本の賃金を得ながら、カンボジアやフィリピンなど物価の安い東南アジアで生活する。
はたまた、スイスやルクセンブルクなど税金を差し引いた純賃金が高い国と仕事をしながら、物価の安いカンボジアなどに住む事も出来ます。そして、たまに仕事してる相手の国に行ってみてーなーと思ってルクセンブルクに行ったり、そしてそこで感じた事でいやいやヨーローッパ全部行きたいな、いやアフリカもなどどんどん幅が拡がってくるかもしれません。
これ見てると、ルクセンブルク行ってみたくなりました。
今やFBなどのSNSやZOOMなどの無料会議アプリ、Wechatなど世界中の方と繋がれるコミュニケーションツールが無数にある事、国際送金サービスを可能にする銀行口座や世界中で使えるマスターカードもありますのでそうした事は当人が本当に実現したいと思い、行動すれば可能になるでしょう。
そして学生の方で留学をされる方、ワーホリで海外にいかれる方は、どうせなら賃金の高い国に行くのがよいかもしれません。このサイトでは、オーストラリアが一番高いそうです。僕もカンボジアで出会った台湾人の方がオーストラリアでUBERのドライバーをされていますたが、賃金が高くすぐに貯金出来たと言っていました。
そして、ノマドライフを始めるにあたってベースとなるお金についてどれぐらいの額が必要かという問いに答えを出すのは難しいです。何故なら人それぞれ違うからです。
「あなたは、どれだけのお金があると安心出来ますか?」という質問への回答として大体の方は、今自分が持っている金額の倍を答えるそうです。
100万円なら200万円、1億円なら2億円、5億円なら10億円をもてば安心。という事は霧が無いという事ですね。
ちなみに僕は、0なのでいくらかけても0ですね汗
という事で、様々なムダを削りながら、自分が本当に必要な額を見極める能力が自由になる為に必要な事となります。